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ハイリゲンシュタット、ベートーヴェンの遺書
チャリーっす!

お久しぶりです。

少し前の話になりますが、

ウィーンを出発した後、チェコのブルノに向かった訳ですが、

その途中、どうしても行きたい街がありました。

その街の名前は、


ハイリゲンシュタット


聞いた事ありますか?

敬愛するロックバンド<くるり>の曲に、

この「ハイリゲンシュタット」という曲があります。

僕はそれで名前を知っていたんですが、

それが人の名前なのか土地の名前なのかさえ知らなかった。

たまたま地図を見てて、名前を発見し、うわっ!ってなった。



ちなみに、これが街の紋章



かっこえ!


その街を調べてみると、ここは音楽史にとって、とても歴史的な場所だった事が判明!

何で有名になったかと言うと、

「ハイリゲンシュタットの遺書」

そう、あの有名な音楽家の話。


そうです、ベートーベンです!

あっ、間違えた。

ベートーヴェンです!

これは行ってみたい!

軽〜く、その話を紹介。



ベートーヴェンは難聴に悩み、苦しんでいた。

やっと音楽家としてここまで来たのに。

音楽家にとって何より重要な聴力。

そんな大事な聴力を一般の人以下になっているのがバレたら、

音楽家としてやっていけない。

バレたくない!

という気持ちから人との交流を避け、

一人閉じこもっていた場所。

それがここハイリゲンシュタットだそうです。

最終的に自殺まで考え、弟ヨハンに宛てた遺書を書いた。


以下、和訳された遺書の文書を載せときます。

あるサイトから引用したものです。

http://www.kurumeshiminorchestra.jp/beethoven_heiligenstaedt.html

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

ハイリゲンシュタットの遺書


偉大なる行為を成し遂げる事を

私は自分自身から進んで行なうべきだと考えてきた。

しかし考えてみてくれ、

6年このかた治る見込みのない疾患が私を苦しめているのだ。

物の判断も出来ない医者達のために容態はかえって悪化し、

症状は回復するだろう。

という気休めに欺かれながら1年1年と送る内に、

今ではこの状態が永続的な治る見込みのないものだという

見通しを抱かざるを得なくなったのだ。


人との社交の愉しみを受け入れる感受性を持ち、

物事に熱しやすく、感激しやすい
性質をもって生まれついているにもかかわらず、

私は若いうちから人々を避け、

自分ひとりで孤独のうちに生活を送らざるをえなくなったのだ。


耳が聞こえない悲しみを2倍にも味わされながら、

自分が進みたい世界から

押し戻される事がどんなに辛いものであったろうか。


しかも私には人に向かって

「どうかもっと大きな声で話して下さい。

私は耳が聞こえないのですから叫ぶように喋って下さい」

と頼むような事はどうしてもできなかった。


音楽家の私にとって、

聴覚は他の人々よりもより一層完全でなければならない感覚であり、

かっては私がこの上ない完全さをもっていた感覚。

専門の音楽畑の人々でも極く僅かの人しか持っていない、

あの完璧な私の感覚を喪いつつある。

という事を告白することがどうして私にできたであろうか。

私の傍らに座っている人が、

遠くから聞こえてくる羊飼いの笛を聞くことができるのに、

私には何も聞こえないという場合、

それが私にとってどんなに屈辱だったであろうか。

そのような経験を繰り返すうちに、

私は殆ど将来に対する希望を失ってしまい、

自ら命を絶とうとすることもあった。

そのような死から私を引き止めたのはやはり[芸術]だった。

私は[自分が果たすべき]だと感じている全ての事を、

成し遂げないうちにこの世を去ってゆくことはできないのだ。


お前達兄弟よ、

私が死んだときシュミット教授が顕在であれば、

シュミット教授に私の生前の病状報告を作ることを、

私の名前で依頼してくれ。

そしてその病状報告にここに書いた手紙を付け加えて発表してくれ。

そうすれば少なくとも私の死んだ後、

世間は私に対する誤解を解いてくれて、

私との間にできる限りの和解が可能になるであろう。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

苦しんどりますね、ベートーヴェン先輩。

その後、この地で見事自殺の淵から、

這い上がったベートーヴェンは、

名曲「田園」をここで作ったらしいです。

というか、この後からベートーヴェンの数々の名曲が生まれます。

ちなみに、田園とはこんな曲。

http://m.youtube.com/watch?v=N6TXIKKy9LE

聴いた事あるよね!

この曲を聴きながら、

ベートーヴェンが当時よく歩いたとされる散歩道を歩いてきました。



ベートーヴェンもこのドナウ川をゆっくり歩いたんでしょう。



ベートーヴェンが住んでいた家。

工事中でしたが。



凄く静かで、普通の住宅地でした。

もっとベートーヴェン押ししてるんかと思ってましたが、

全くそんな事なかった。

むっちゃ分かりにくかったし。

むしろ街の人も、

「ベートーヴェンハウス?知らないなぁ〜」

ぐらいな感じで。

まぁ、むしろその普通過ぎる感じが余計に良かったです。

クラシック好きなアナタは是非!


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